住まい探しのヒント! 子育て編
家探しをされているお客様が、お住まいの購入を考えられるときに、
初期の段階で迷われることの一つが「マンションにするか戸建てにするか」
だそうです。
場合には予算におおじて中古物件を購入しリノベーションをするなど選択しは大きく
3つに分かれるかと思われます。
私たちはお仕事として、お客様のお住まいを「自由設計の戸建住宅」
という形で作らせていただいていますが、もちろん、マンションにも
「共用部分の管理が楽」「駅に近い場合が多い」といったようなメリットも
あります。
そういった中、先日当社を訪ねられたご家族は、30代のご夫婦と1歳の
お子様の3人家族でした。こちらのご家族のような、いわゆる「子育て世代」の
ご家族は、当社にお問い合わせをいただく中でも最も多い方たちです。
子育て世代のご家族の中で、戸建て住宅をご検討される方たちから、
私たちが最も多く頂戴するご希望の一つが、「お子様がのびのびと
暮らせる家」です。マンションではなく、戸建てをご希望される理由は、
「子供が家の中でも走り回れるようにしたい」ということを多く伺います。
新築住宅をお考えのお客様のきっかけが、賃貸アパートで子供が走り回り音が
周りの方の迷惑になって窮屈を感じていたというお声は比較的多いです。
"近所に音が響くから静かにして"などとお子様に注意するのも一苦労。
その点、戸建て住宅の場合、もちろん限度はありますが、ある程度
お家の中を走り回ったとしても、隣の家までダイレクトに音が響く
という事は少ないです。もちろん階下の別のご家庭に迷惑をかける
という事もありません。
だからこそ、このメリットをさらに活かすため、家中で最も広いリビングの
作りに関してはご好評をいただいている仕様があります。
<子供がのびのび過ごせるリビング>
・1階リビングと和室を広い間口と引き戸でつなぐ
1Fに和室などリビング以外の部屋を作る場合、その部屋とリビングを
広めの間口と引き戸でつなぎます。お子様が走り回りたいとき、リビングと
和室の間を開け放せば、1つの大きい開放的な空間ができます。仮に
リビングが15帖、和室が4.5帖だった場合、扉をあけ放つことで約20帖の
空間ができます。逆に、お客様がいらした場合などは、扉を閉じて
来客スペースに使うことができます。
・リビングの床の高さを一部変える
床の高さを少し変えることで、同じお部屋の中でも少し独立した雰囲気を
演出できます。少し高くすると、キッチンのお母さまから見ても目が
届きやすくなります。また、少し低くし、地窓からの採光で特別感を
演出することもできます
・リビングの床を無垢材で作る
自然のぬくもりを感じ、裸足で気持ち良く過ごすことができます。また
化学物質を使わない健康的な住まいになります。
戸建ての強みである、「お隣さんや階下の家庭に迷惑をかけることが
少ない」このメリットをお子様のために最大限生かせるよう、間取り構成
などをご相談させていただいています。