耐るか・免れるか・制すか
蒸し暑い日が続いてますね。
私は、外があまりにも暑くて、クーラーの効いた、
涼しい家からほとんど出れずに過ごしています。
コロナの影響もあって、休みの日も、
旅行や遠出を控えて、お家で過ごしている方も
多いのではないでしょうか。
4月、5月に比べるとコロナに対しての対処の仕方や
気を付け方は多少分かってきたこともあり
長時間マスクを外した会話を避ければリスクは少なくなる
ので多少の外出は抵抗なくできるようになった方も多いのでは
ないでしょうか。
さて、お家にいる時間が多い中で、
地震が起きた時、台風で強風の場合に個人でどのように対処すべきか?
そもそも今住んでいるお家は安全なのか?
など、考える事もあるかと思います。
建物はどうあるべきか?
基本は、『壊れず・生活に支障なく』 が、
第一条件となると思います。
なかでも、建物の損傷よりも、『命』を守ってもらえる事が
重要になるのではないでしょうか。
そこで大切になってくるのが、
耐えるか、免れるか、制するか?
耐震・免震・制震の、3つがポイントになってきます。
【耐震】
建物が地震に耐える事を目的とし、
筋交いや、耐力壁を配置して、頑丈な建物を作る。
【免震】 ※主にビルなど
基礎の上などに免震装置を設置して、
地盤の揺れに、建物が影響を受けない様にする。
【制震】
地震を制御する目的とし、
揺れを熱に変換するダンパーを設置したり、
最上階に重りをつけ、地震の際に振り子の原理を使って、
建物の揺れを最小限にし、反対に揺れ返す事で
建物に地震の伝達を最小限に抑える。
などなど、、、
耐震工法は関東大震災以降、最も多く適用されました。
免震工法は阪神淡路大震災以降、注目されましたし、
制震工法も、同時期に多く活用されるようになった工法ですね。
一般の住宅では耐震が一番多く次に制震です。
免震はコストがかかるので現実的ではないのです。
現在、皆様のお住まいの建物が、どういった工法であるのか、
わかっているか、いないかでは、
大きく違ってくるのではないかと思います。
建物の工法を確認するのは、とても大切な事であると、
改めて認識いただけるのでないでしょうか。
リフォームのご相談も、また、新しくお家を建てる時にも、
見直しも含めた、安心・安全な家づくりのご提案を致しますので
ぜひ、弊社へお気軽にご相談ください。